止まった時間と流れる時間

夫を亡くした30代妻のつぶやき。

子供って残酷。

先日お子様を連れて、ご夫婦で旦那にお線香を上げに来てくださった続きなのですが。


今朝、保育園に行くと教室に入るなり、家に来てくれた子が再び「◯◯くんのパパ、しんだの〜?」と。


息子、言葉に意識は行っている様に見えるも、ある程度理解していて心に傷を負っているので、まだまだこの歳で返答出来る訳もなく。


間を空けず、「今、あのお部屋に住んでるよ。」と答える私。


「ふぅーん」な感じだったけど、お友達はそれも理解出来ないであろう。


身近でそういった事がまだないんだろうし、当然の事。

疑問は続くか?はたまた、ふと思った時に悪気なく「知ってるよ」的に言うのかな。

私は当日でその質問は終わると思っていたけど、違った。


これからも続き、悪気ない残酷な発言が他の子供達に聞こえようなら、同じ様に言う子が増える可能性もある。

その場で先生方のフォローがあったとしても、息子の悲しみはきっとフォローしきれない。


息子はあった事をそのまま言わずに子供なりに言う事を選ぶ所があるので、今日私が心配していた事がなかったか、ダイレクトな言葉で聞いてみた。

今日の所は、大丈夫だったらしい。


家に帰ってからは、パパはずっと一緒にいたかったけど出来なかった事や、パパが息子の前に現れたみたいに気に掛けている事、大好きな事を沢山伝えました。


泣くのを堪えていたから、泣いていいよ、ママだって悲しい時は思いっきり泣くよ!と言いましたが、堪えたままで気持ちを切り替えていました。


成長するにつれていずれ話せる様にはなるのだろうけど、こんな歳からシビアな現実をそんな風に突きつけられる。

何も考えず自由に物を言う子供達。

時には、本当に残酷。

全力で守るから、何でも言って欲しい。


息子の性格もこんな感じなので、これから成長していく中でも自分だけで抱えず、感情を共にしながら本当に何でも言える家庭を築いていきたいです。

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