止まった時間と流れる時間

夫を亡くした30代妻のつぶやき。

ただ、やらなきゃいけないだけ。

先日からここに書いている、喪中はがき。


葬儀屋から案内が届き、

送らなくてはいけないな…と気付かされて。

ずっと手付かずでいましたが、

ようやく注文しました。


結局、楽天で検索してネットで注文。

何処かに出掛けていく訳でもなく、

誰と話して注文する訳でもなく、便利なもんだ。

届いたら宛名書きしなきゃいけないし、

これからなんだけど…

注文しただけで、小さく一仕事終えた様な感覚。


行動力は、あれ以来ずっと低空飛行。

盛り上げようと何とかやってる事もあるけど、

気持ちが着いていけない事もまだ色々…な感じ。

日常のちょっとした事もしばしば見落として、

物忘れも激しいです。

ひとつひとつの事に集中出来ていない、

それはそんなに大事な事?って

片隅で思ってしまっているのかも知れない。

一見、普通に過ごせてはいます。

でも、些細な事を取っても

どこか未だ現実を生きていないのかも知れず、

背を向けてしまっているからでしょう。

何処かの部分は壊れて、もう戻らない…?

時間が解決する?戻るのか今は分かりません。

旦那に意思があるのなら、

そんな私を望む訳ないでしょうね。

これっぽっちも。


保育園の提出物や家計の計算でも、何処か上の空。

忘れてる、抜け・漏れによる計算外とか。

このままじゃ成り立たない事だけは確かです。


ただ、やらなきゃいけないからやっているだけ。

これで「精一杯」って言葉を使うのは

恥ずかしい事なのかも知れません。

そう思うと、余計自信がなくなる悪循環。

弱さ、人としての私のスペックがこんな程度だと。


主体性が抜けた気持ちのまま、低い所を足踏みする毎日。

普通に歩いている様に見えるかも知れないながら、

不安定に右往左往。

…出来なくても、フリから入るのが大事?

フリから入るしか他に方法のない事だってあるだろう。

その中で何かしら見出したい気持ちを持ちつつ、

でも、一番にある気持ちには嘘を付けない。

それを抑えて騙し騙し自分を持っていく事は、

自分の首を絞めるだけだったから。

気持ちと行動はずっとアンバランスです。

これは社会全般に当て嵌まる話だとも思いますが、

人それぞれの程度もあります。

そしてまた、それだけではない死別の辛さの中での

一部の事。


旦那の笑顔の遺影を見ても、

何ひとつ答えは返って来ない…

以前は、思い込みであろうと

きっとあの人はこう言うだろう言葉が

心の中を巡った事もあったけど。


これ以上に、何処までも…遠くなる一方。

頼りない私を置いて離れていってしまう。

私の気持ちだけの問題なんだけどね。

今、これこそ頑張り所でしょう…なんて声を

想像してみた所で、心はもぬけの殻。

だから?でも?

ただ、やらなきゃいけない訳で…

辛い事に向き合う強さ、本当に難しいな。


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