「未亡人」は「私」の代名詞?
そうでした。
あなたはどんな人ですか?って聞かれたら、
…未亡人です。
何より先にその言葉、
いつまでかはそれ以外に出てきませんでした。
今は、二人のお母さんです…かな?
そこに未亡人も当然加わるのだけど。
「あなたはどんな人ですか?」の質問。
聞く機会があって自分と照らし合わせましたが、
私は周りに比べて自己評価が低いと思った。
自己顕示欲の強さが滲み出た様にしか聞こえない程
ポジティブな自己評価の人も。
自分はオメデタイんだろうけど、苦手だわ…なんて
内心思ってしまいましたが、程々のポジティブさは必要。
私の自己評価が低いのは謙虚で言ってる訳ではないし、
当然いい事ではないでしょう。自信なんてない。
それはこうなってから?以前から??
もう分からなくなってきたけど、どうでもいいな。
でも、子供達の存在が第一に出てくる様になったのは、
それが心の回復のバロメーターのひとつだろうと思いました。
子供達に生かされてるんだな…と思う。
未亡人ながらに、旦那の話をする時に
過去形を使う事を少し考える。事実そうなんだけど…
たわいのない話で旦那が登場する時は、気持ち的には現在形。
現在進行形でないだけで…
今日は介護スクールでしたが、休憩時間の事。
今迄の私の話し方を聞いて
「じゃあ、旦那さんと◯◯さん(私)と
お子さん…」みたいな冒頭の質問があったので
「実はね、」と一言伝えると、
「えっ!!」…かなり驚かれたけど当然だろう。
まだ若い独身20代前半の女の子二人との会話、
彼女達と環境から何から色々と違う。
聞かれる事は答える。
「再婚とか考えないんですか?」って(^^;;
「他の男の人に興味も湧かないし、
子供達の為だけやよ〜」って軽く言ったら、
「じゃあ、子供達も含めてって言う人がいたら?」と。
「そんな事、想像つかない位に考えられないし
ホント子供達だけ。」そう言うと「エライですね!」って…
偉い、偉くないのものさしをあてるのは全く違う事と思うし、
普通なんですが。。。(汗)
旦那との死別は勿論、子供がいる感覚も未経験だから
そう思ったんでしょう。
再婚を考える人も中にはいるでしょうけど、
私の気持ち的には違うだけで、
その人からしたらどれ程の時間の中でか
色々と辿りながら行き着いた考えだろうし、
良い、悪いではなく単に人それぞれな事。
中には、ニュースで見る児童虐待・ネグレクト等の
いつまでも恋愛依存症的「女」もいますが…
(茶の間を賑わせてる、お金目当ての初老女までも!)
母親を放棄して女でいる事を選ぶ人は許せませんけどね。
逆に、二人の話を聞いていたら
そんな時期あったな〜って懐かしく思いました。
結婚観やら平和な悩みながら、
このままでいいのか、うまく事は運ぶのか?って。
タイムスリップすれば、共感出来る(笑)
二人は青春の時期を過ぎたと思ってるだろうけど、
まだまだ今も青春で、希望に満ち溢れてるな。
希望って何でしょうね?
ボキッと大きな音をたてて、突然の物凄い衝撃で
荒々しく折られた様な折り返し地点を迎えた。
でも、次に踏み込む足場は
周りが黒一色の深い暗闇ではなくなった。
進み方は試行錯誤でも、
ほんの少し先しか見えてなくても足元は見えるから。
私はもう、未亡人なだけじゃない。
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