止まった時間と流れる時間

夫を亡くした30代妻のつぶやき。

介護施設見学と、近頃。

少し前に介護系派遣会社に登録しました。

私は無資格、介護職は全くの未経験。

派遣会社の方に、色々とお話を伺いました。

無知な為に先ずは学校に通い

知識が欲しかったのですが、

授業は詰めてある訳ではありません。

定められたペースで学校に通うだけだと

保育園通園の条件から外れる為、

退園しなければいけなくなります。

働く準備が整った時には待機児童の問題で

頭を悩ます事は分かっているので、

働きながら学校に通うという形を希望しました。

その希望を了承して頂ける施設が幸いにもあり、

午前中はそちらへ行って来ました。


入った瞬間に感じたアットホームな雰囲気は、

人の表情がよく見えるからでしょうか。

多忙な中にも、同じ時間PCとにらめっこするのとは

時間の流れや空気が随分違う様に思われます。

働く内容が違うので、当然ですが。

ご高齢の方に合わせた関わり方も

気持ちを汲みながら…

ちょっとした会話、一言二言の中にも

優しい声掛けをされるスタッフの方が目に留まる。

若い時に経験した婦人服販売の接客とも

人との関わり合いながら全く違い、奥深さや

人としての資質を求められるなーと思った。

そこに目が留まったのは、新鮮だったからだと思います。

何でも仕事は大変だろうから、

本当に何も見えていない状態での感想。

それだけの奥深さなら、大変さも増す事に違いない。


介護職に関してのネットの書き込みには

悪い事しか書かない人も…

そんな人なんてどこにもいるだろうけど、

心構えとしてマイナスの声も聞きたかったので

夜な夜な読みあさっていました(^^;;

そんな事をしても結局、働かないと色々見えてこない。

心構えを求めてみたものの、

身を持って理解した事なんて、当然まだ何ひとつないし。

介護職に就かれている方からすれば、

今の私の頭の中はお花畑なんだと思います。


未知の分野に飛び込む勇気も今ひとつなく

事務職の応募も同時にしていましたが、

昨日はそこから電話が掛かってくると、

応募した癖に断ってしまいました。

唐突に辞めた以降も相変わらず、

何してるの?自分…が続いていました。

変化に思い切って飛び込む勇気も

今ひとつ持てないから事務職に応募しつつ、

本当はやりたくないんだろうと

実際働く事になった時のモチベーションを想像し、

そう思った。

自分の気持ちもロクに整理出来ないまま迷走し、

最初から応募しなけりゃいいのに。

履歴書を一通書くだけにしても面倒だし、

応募してもやっぱり…って、時間の無駄でもあるのだけど。

情けない…


心の疲れを取る為に自分の時間が欲しいと思うものの、

私にとっては何の解決にもなりませんでした。

少しは時間が必要でした。

就活をしながらもメリハリの無さに体は重く、

時間がスローになり、大した事もない家事ですら

手付かずになる程、日々しんどさが増していきました。

なので、これ以上にはもう必要ないのかも。

目的、目標がなければこれ以上に堕ちていくな…と。

今が、一つの区切りにすべき所なのかも知れない。


気持ちの切り替えをしたい。

望まない人生の転機を迎えて堕ちたけど、

それを取り戻す転機にしていけたらな…

色んな人生を見て学びながら、この先いつか

前を向いて明るく進んでいこうっていう

結論に至りたい。

そんなきっかけの一歩になって欲しい。

同じ所で足踏みしている様な感覚は結構頑固。

もう、そこから抜け出したいです。

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